大会長あいさつ(第16回)

第16回沖縄県理学療法学術大会
大会長 池城 正浩

 

 昨年に引き続き、第16回沖縄県理学療法学術大会が風光明媚な金武町の地、琉球リハビリテーション学院にて、平成26年11月30日(日)開催される事となりました。本大会が、沖縄県リハビリテーション研究会(1985年~1997年)、沖縄県理学療法学会(1998年~2000年)、沖縄県理学療法学術大会(2001年~2013年)を経て本年度も開催できることをうれしく思います。また、これまで歴史ある学術大会運営に携わって頂いた、関係各位の皆様には、心より感謝申し上げます。
 
 本大会テーマとして「社会変化に応えられる理学療法」とし、半田一登日本理学療法士協会会長をお招きし基調講演を行って頂きます。またシンポジウムでは、これからの理学療法領域の拡がりを見据えて、予防・保健・産業分野でご活躍の講師の皆様をお招きし、これまでの活動内容とその中で見えてきた、課題と展望を参加者の皆様と伴に討論して頂きたいと思います。内容については、従来の口述発表、ポスター発表に加え、昨年度のディスカッション形式のポスター発表と実技発表の企画を引き続き取り入れております。また、演題の分類を日本理学療法学術大会に準じ、8つに分割しポスターのサイズも統一しております。それぞれの演者が得意な発表形式を選択して頂き、参加される皆様と自由な発想の展開と活発は意見交換が出来ればと考えております。さらに、事前受付の特典も活用して頂けると幸いです。
 
 今回、近い将来にブロック主導で本大会を開催する事を念頭に置き、各ブロックの代表者を中心委員として選出しております。学会運営を通して、組織の形成や編制、職務分掌等を整備し、機能的な事業運営力が向上していければと思っております。また各々局・部の役割や会議等の進め方や予算の執行など、他の事業を企画運営する上においても必ずや役立つことになることでしょう。
多くの会員が在籍する中で、「職業倫理の高揚を図るとともに、理学療法の学術及び技能の向上を推進し、もって県民の医療・保健・福祉の増進に寄与する」という当協会が掲げた目的を達成するために邁進していきたいと思っております。
 
 最後に、本大会に参加する皆様、査読や座長を担って頂いた皆様、運営する皆様にとって満足が出来る時間が過ごせるよう、心より祈念申し上げます。

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